まずは節約するにあたって、家計簿は必ず必要です。理由はたくさんあってまずは現状把握をしないと節約のしようがありませんよね。また、貯金するのでも意識が大切。節約をしていること、貯金をしたいことを毎日改めて意思を固めるためにも、しっかりと家計簿をつけましょう。
でも毎日1円単位までつけているとストレスがたまりますよね。なのでおかんは下二桁は省略しています。では省略して浮いた小銭はどうしているのか?もちろん小銭用の貯金箱へ。これが意外とたまるんですよ。それに100円単位の家計簿なら、面倒がりのおかんでも毎日つけられるんです。一石二鳥でしょ!!
ではここで家計簿をつけるときのポイントをおさえておきましょうね。
1.項目について これは人によってかなり違いがあると思いますが、今まであまりつけたことがない方はなるべく最小限の項目にわけておいて、余裕ができたら便利がいいように増やしていくのがいいでしょう。初めてつける方は「食費」「光熱費」「必要経費」「生活備品」「つきあい」「その他」の6つの項目からはじめてみてください。そうすれば収入に対する出費の割合が大体出るので、どの項目から節約していけばいいかが見えてきます。
また、それぞれの中でも2〜3の項目に分けていくと、なお分かりやすくなります。参考までにおかんの初めのころの項目分けをしょうかいしておきますね。
■食費 ├食費 ├嗜好品 └外食費 |
■光熱費 ├電気 ├ガス └水道 |
■必要経費 ├通信・交通 └お小遣い |
■生活備品 ├消耗品 ├便利品 └子供 |
■つきあい ├遊び ├仕事 └その他 |
■その他 ├美容 ├医療費 └レジャー | とりあえずこれだけの内容があれば今の家計の状況分析はできますよ。はじめは食費の内訳(ニンジン78円とか)はなくても十分です。むしろ内訳を書きだすとキリが無くなり、長続きしなくなってしまします。
2.一目で分かるように これは明らかに無駄遣いだなーって時や本当は必要ないけどどうしても欲しかったから・・・ということは必ずありますよね。そういう時は赤のペンなどの違う色のペンで丸く囲んでおきましょう。そうすれば一目でいくらくらい、無駄遣いという自覚があって使っているかがわかるので、自分の金銭感覚が分かります。丸が多い人はちょっと金銭感覚の見直しが必要ですし、少ない人は節約やお小遣い稼ぎですぐにでも貯金が増やせるはずです。
ちなみにおかんは丸は少なかったですよ。昔から貧乏だけど愛のあふれる家庭で育ってますので・・・。でもギャンブルが好きなので丸は少なくても金額はでかかった・・・意味が無いですよね・・・
3.自分の分かりやすいように 日々家計簿をつけながら、自分の分かりやすいように工夫していきましょう。例えば節約できる項目とできない項目を分けるとか、それぞれの項目の予算に対しての残高をつけるとか・・・
月初めに立てている予算も後どれくらい使えるのか把握するために項目ごとの残高を出したら、浮きそうな項目から予算を回して修正していきましょうね。これは結構大事だと思いますよ。なぜなら肝心なのはどの項目でいくら使ったかではなく収入に対して出費がいくらなのかだからです。ようはトータルでプラスになればいいんですから。
4.残高はトータルで よく日々の残高の欄にお財布の中の残高を書く人がいますが、これは絶対にいけません。残高は必ずその月のトータル残高にしましょう。
人間というのは目で見た情報がよければ安心してしまいます。いくら今日使いすぎても、お金を銀行から下ろしたために残高の欄が減っていなければどこかで安心感がでてしまいます。本当に貯金したければ、自分に対して厳しく現実を突きつけてください!使えば使っただけお金は減るということを目で確認していくのです。
5.臨時収入は見て見ぬふりを 臨時収入があった場合、家計簿にご丁寧に記入するのはおススメできません。あくまでも臨時の収入です。そのまま貯金箱、もしくは貯金へ回すくらいの意気込みでいてくださいね。
臨時収入がある月があれば臨時出費がある月も必ずあります。おかんの場合は、臨時収入は臨時出費のために別のお財布にのけてあります。これは家計簿にはもちろん、家計にも入っていない、いわば「裏金」となっています。ある程度たまれば貯金の中へ入れてしまっています。
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